兵庫県教育委員会指定 技能教育施設　通信制YMCA学院高等学校 技能連携校　神戸YMCA高等学院

「用語解説」

• ● 全日制・通信制

  • 全日制

    月曜日から金曜日まで、毎日の決められた学校生活と学習をすべて修得することで卒業できる学校制度です。

    通信制

    家庭で、自学自習によって課題プリント（レポート）を作成し、週に1，2日程度登校して授業を受け（スクーリング）、学期末にテストを受けます。

    1. 家庭に送られてくる教材を使って自分で学習する、自学自習が基本となります。
    2. 通信制では、各科目の単元ごとに課題プリント（レポート）があり、家庭で作成して期日までに郵送します。科目ごとに「必要合格枚数」が決まっています。
    3. 通信制では科目ごとに決められた回数の授業（スクーリング）が学校であり、そのうち、必ず出席しなければならない出席回数（必要出席数）が決まっています。
    4. 通信制では、科目ごとにレポートの必要合格枚数と必要出席数が満たされているかどうかによって、卒業に必要な科目ごとの合否判定を行います。それを「履修認定」と言います。 通信制では、必修科目は「履修（出席＋レポート合格）」することが卒業条件となります。
    5. 通信制本校では、スクーリングと特別活動以外の日常の学校生活はありません。
    「神戸YMCA高等学院」は、学校生活は全日制で卒業に必要な学習は通信制の規定に従うという、全日と通信の良いところを合わせた制度を持っています。
    全日制の通常授業の中で基礎学力をつけながら、通信制卒業に必要な学習をすべて学校で行います。
    授業は毎日ありますが、卒業に必要な出席数は通信制の規定に従いますので、毎日登校できない人でも大丈夫です。
    それぞれが自分に合う時間割を作成し、月曜日から金曜日まで、1日2科目、1科目2時間、の授業を受けることができます。
• ● 学年制・単位制

  • 学年制

    学年ごとに学習しなければならない科目が決まっており、その全ての科目で単位取得しなければ、次の学年に進級できない制度です。

    単位制

    学年に関係なく、3年以上の在籍期間中に定められた単位が修得できれば卒業が認定される制度です。

    1. 科目ごとに単位数がきめられており、期間内（6ヶ月あるいは1年）に、学習状況の評価が基準に達した生徒に対して、その科目の単位が与えられます。
    2. 卒業に必要な単位数は74単位です。この必要単位数は、学年に関係なく、3年以上の在籍期間中に満たせばよいわけで、それによる落第や留年はありません。 3年間で必要単位数が取得出来ないときは4年目に取得することになります。1年間に登録できる最大単位数は40単位です。
    1. 「神戸YMCA高等学院」も単位制で、74単位以上取得出来れば卒業条件を満たすことになります。
       他の高校からの転編入学の場合は、前籍校で修得した単位数がある場合はそれを卒業単位数に加算します。
    2. 「神戸YMCA高等学院」では、毎日の学校生活においては、同時に学年制も活かしています。
       学年ごとに担任がつき、ホームルームや個別指導を通して、生活相談から進路相談まで、丁寧に行います。
• ● 普通科・総合学科

  • 普通科

    全ての科目が卒業に必要な普通必修科目で、決められた時間割にそって学習し、全ての科目で単位取得することが条件になります。

    総合学科

    普通科高校にはないユニークな選択科目がたくさんあり、得意な科目で単位をとることができます。

    1. 総合学科では、ユニークな選択科目が開講されています。それぞれが興味を持つ分野や体験学習を選択することができます。
    2. 必修科目も選択科目も、レポートを提出し、テストを受けることで単位を取得することができます。
    3. 卒業に必要な74単位は、学校が認めるどの科目で取得してもかまいません。
    「神戸YMCA高等学院」も総合学科です。進学に必要な普通科目から、ユニークで楽しい選択科目まで、たくさんの科目の中から自分で選んで学習し、卒業に必要な単位を取得していきます。
• ● 2期制・3期制

  • 2期制

    学期が前期、後期の2期にわかれ、それぞれの学期が独立しています。

    1. 前期は4月から9月末まで、後期は10月から翌年3月末までになり、9月と3月に卒業が可能です。
    2. 学習の最終評価、単位認定が６か月ごとに行われます。
    「神戸YMCA高等学院」では、学校生活は全日制の学校として、夏休み、冬休みをはさんで1期、2期、3期に分けています。ただし学習においては、前期、後期の2期制になり、6か月ごとに評価と単位認定が行われますので、6か月単位で学習計画を立てることができます。

    3期制

    夏休み、冬休みを境に、1学期、2学期、3学期に分かれていますが、各科目の1年目の最終評価を学年末に出す制度です。

• ● 技能連携科目

  • 技能連携科目

    通信制本校には関係なく、「神戸YMCA高等学院」が技能校として兵庫県から認可を受けている科目です。

    1. 通常の時間割の中で技連科目として受講することができます。
    2. 技能連携科目で取得出来た単位は、卒業単位に加算することができます。
    3. 技能連携科目を受講している生徒は、学内で希望に応じて検定試験をうけることができます。

    授業	主な内容	目指す資格
    情報処理Ⅰ(1年生対象)	ビジネス文書の作成〈ワードの基礎〉	日本情報処理検定協会(日検) 文書デザイン検定・パソコンスピード認定
    電子商取引(2年生対象)	コンテンツ・ウェブデザインの制作 〈ワードの応用〉
    情報処理Ⅱ(2年生対象)	ビジネス情報の処理と分析 〈エクセルの基礎〉	日本情報処理検定協会(日検) 情報処理技能検定
    ビジネス情報(3年生対象)	表計算ソフトウエアの活用 〈エクセルの応用〉
    簿記(2年生対象)	計算や記帳などの複式簿記の基本	全国商業高等学校協会(全商) 簿記実務検定３級